ユーザー車検利用してますか?
車検の時期がくるとまたお金がかかっちゃうって嫌な気分になりますよね。
古い車だったり走行距離が10万キロをこえたりしてくると車の知識が全くない方だと難しくなってきますが
新車から5年目くらいで走行距離も少ない状態だったら車が壊れてることがあまり無いので初心者でも苦労することもなくユーザー車検で合格できます。
この記事では
- 簡単にユーザー車検のながれを解説
- ユーザー車検前に予備検査を受けよう
- ユーザー車検のだいたいの費用
が分かります。
簡単にユーザー車検のながれを解説
一応、軽自動車ではない新車から5年目くらい、走行距離も5万キロくらいまでの壊れていない場合のケースが前提で話を進めていきます。
- インターネットで車検の事前予約
- 車が車検に合格できる状態なのかひと通り点検
- 予備検査(任意)
- 陸運支局で必要な書類を提出
- 検査ラインにて検査
- 合格した書類を提出
- 新しい車検証と検査ステッカーをもらい終了
車検当日は何もなければ2~3時間くらいで終わる感じです。
インターネットで予約しよう
車検は車検の切れる一か月前から受けることができます。
車検を受けたいと思った日が決まったらネットで予約しましょう。
予約なしでも車検できる場合もありますが予約したほうが100%スムーズです。
メンドくさいですが予約はしましょう。
予約は2週間前からできます。
【注意】
普通車と軽自動車では予約する所がちがいます!!
普通車であれば国土交通省から
軽自動車なら軽自動車検査協会から
もちろん車検を受ける場所も違うのでくれぐれも間違えないように!!
どちらも車検が受けられるのは平日です。
車検前に軽くひと通りはみておこう
- ライト関係はすべて点灯するか(タマ切れはないか?)
- フロントガラスに割れや吸盤などくっつけてないか?
- タイヤの溝はあるか?(1.6ミリ以上)
- 外装に大きな凹みがないか?
- ライト関係にワレないか?
くらいは確認しておきましょう。
【ワンポイント】
ひと通り車を点検できる人なら点検整備記録簿を記入して提出すれば検査官の印象もよくなるだろうし新しい車検証にも点検整備記録簿記載ありとしっかりのります。
もちろん点検整備記録簿を提出しなくても車検は通るので大丈夫です。
点検整備記録簿はダウンロードもできるのですが自分の車の車検証入れにはいっているかもしれません。
新車で購入した時にメーカーからだされているメンテナスノート(1か月無料点検とか6か月無料点検とかの書類と一緒になってる)にあると思います。
それでもOK
車検に行く前に最低限必要なもの
- 車検証
- 現在かかってる自賠責保険
- 自動車税の納税証明書
- 印鑑
自動車税の納税証明書とは毎年5月や6月にくる嫌なやつです。
軽自動車は4月くらいに
これは県によって多少ちがいあるみたいです。
いよいよ陸運支局(運輸支局)で検査します。
検査を受ける前に書類をそろえなければなりません。
必要書類は
事前に用意した
- 車検証
- 現在の自賠責保険
- 次の車検の有効期間までカバーしてある新しい自賠責
- 納税証明書
こここから陸運支局で
- 継続検査申請書(OCRシート)
- 自動車検査票(検査手数料分の印紙・証紙を貼付け)
- 自動車重量税(納付書自動車重量税印紙を貼付け)
をそろえなければなりません。
用紙はすべて陸運支局内で手にはいりますがOCRシートは事前にダウンロードして事前に用意しておくこともできます。
3号様式OCRシートは3号様式です。https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk6_000021.html
これも軽自動車とは用紙が違うので注意です。
あとは陸運支局の敷地内で印紙・証紙を買って貼付ければOKです。
印紙・証紙を買う時に重量税の用紙下さいと言えば用紙をもらえるし
ユーザー車検の受付で自動車検査票の用紙ももらえます。
書類が全部そろったら提出していよいよ検査ラインに移動します。
検査ラインは落ち着いてやれば大丈夫
ここからユーザー自身が車に乗って検査ラインに進みます。
なれてないと緊張しますよ(笑)
たぶん皆さんの一番の心配箇所がこれなんじゃないですか?
大丈夫です!!
自信がない時は検査官にはっきりと
「初心者なのでよくわかりません」
と言いましょう。
そうすると検査官が検査ラインをずっと一緒についてきてくれたり気をつかってくれます。
これ重要です。
検査内容は
- 自動車検査証と現車の同一性確認
- 保安装置等の検査
- 排気ガス検査
- サイドスリップ・テスタ
- スピードメータ・ヘッドライト・ブレーキ・テスタ
- 下回り検査
になります。
順番は各陸運支局で違うかもしれません
これを合格したら
またユーザー車検の書類を提出した所に戻ってすべての書類を提出すれば
新しい車検証と検査ステッカー(検査標章)を受け取り
終了です!!
検査前に予備検査しておくのがオススメ
陸運支局の近くには予備検査をしてくれる所があります。
- ライト調整
- サイドスリップ調整
- ブレーキ検査
- 排ガス検査
- スピードメーター検査
などを車検の検査前に事前にやっておくことで合格しやすくなります。
項目は色々ありますが車が新しくてもライト調整はしてもらった方がいいです。
ヘッドライトの光軸は割とすぐズレてしまうので検査で不合格になりやすいので。
他は古い車だったり足廻りをぶつけたなどがない場合は今回のケースの車では受けなくても大丈夫でしょう。
今の車では滅多にこわれないんで。
【ワンポイント】
自分はいつもこの予備検査してもらってる所で新しく自賠責保険をかけてます。
もし再検査になったときはまたここに戻って相談すればいいと思いますよ。
金額はまちまちですがライト調整で2000円くらいだと思います。
自分が行くところはなんと
ライト調整が500円です。
安い!!
うまく予備検査場(テスター屋)さんを利用しましよう。
ユーザー車検の費用
ユーザー車検の費用ですが
- 検査手数料(小型1700円)(普通1800円)
- 自動車重量税
- 自賠責保険料(24か月 自家用乗用自動車 21,550円)
- 予備検査のライトテスター代(2000円くらい)
自動車重量税は車によって違うのでなんとも言えないですが
だいたいはこんなもんです。
予備検査を利用しなければ検査手数料のみです。
指定工場に車検をお願いするよりも2~3万くらいは安くなります。
安さだけの点でみればユーザー車検やっぱり安いですよねー
まとめ ユーザー車検
簡単にユーザー車検の流れを解説しましたがいかがでしたでしょうか?
ユーザー車検も2,3回くらいやれば慣れてくるんでしょうけども初めはやっぱり緊張します。
特に検査ラインでよくわからなく自信がない時ははっきりと検査官にその事を伝えることが重要です。
検査ラインの途中でオロオロしても次の人に迷惑だし
あせって事故る可能性だってあります。(実際に検査中の事故あるし)
ユーザー車検が増えているせいか何年か前より検査官もだいぶやさしくなりました。
言えば必ず検査官がそれなりのフォローしてくれるので大丈夫です。
だからそこはあまり深く考えずにいきましょう。
あと、なんで同じ車なのにって思うかもしれませんが
普通車と軽自動車では管轄がちがうので間違えないようにして下さいね。
今回
新車から5年目くらいで走行距離も少ない状態だったら車が壊れてることがあまり無い
とした理由は
自分が20年くらい整備の仕事をしてきてだいたいそのくらいであれば車検整備の時に修理する車が滅多にないからです。
やっぱ今の車は壊れにくい!!
こういう車であれば初心者の方でもユーザー車検を受けやすいと思います。
でも100%壊れていないって訳ではないのでユーザー車検で合格しても日ごろのメンテナンスはしっかりとしましょう。
以上、参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
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