【失敗なし】サビ止め効果絶大サビの上に塗るならPOR15が最強です!

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自動車に乗っていて「気が付いた時にはもうサビがかなり進行していた」ってことがあると思います。

少しのサビならサビを落として塗装すればしばらくはサビの進行を抑えることができますがサビが進行するとそうはいきません。

サビをとるために削っていったらボデーに穴が開いてしまった。という事もよくある話です。

 

進行してしまってサビはどう処置したらいいのか?

 

POR15はそんな進行してしまったサビを取りきらずにサビと結合してサビの進行を止めるアメリカ製の1液性塗料です。

 

私は雪国に住んでいて実際に10年以上POR15を失敗を繰り返しながらリピート購入して使用してきました。

実際に使っていてPOR15はすばらしいサビ止め効果を発揮してくれますがサビ以外に塗装すると簡単にはがれてしまい効果がなくなってしまう一面もあります。

・POR15がなぜサビ止め最強なのか
・POR15のベストな使用箇所
・POR15の使用上の注意点

を解説しています。

この記事を読むことによりPOR15の失敗しない使い方や保存方法がわかりPOR15をより効果的に使え自動車を長持ちさせることができるようになります。

POR15はサビと結合すると二度とはがれない

POR15は腐食した金属部分に高分子化学的に結合し、無気孔性の皮膜を形成その後のサビの進行を抑えることができます。

つまり

POR15はサビを落としてから塗るサビ止めではなくサビの上から塗ってサビの進行を止めるサビを残したまま塗る魔法のような塗料です。

 

・サビと結合したあとの塗膜は非常に硬くなる
・サビと結合したあとは二度とはがれない
・硬い塗膜は水分を通さない

ことです。

サビの発生を防ぐには、水や酸素をいかに遮断するかになってきます。
POR15はサビと結合しひじょうに硬い塗膜を作ってくれるのでしっかりと水や酸素をシャットアウトしてくれます。

 

しかもこの硬い塗膜とサビとの結合は強力でちょっと引っかけたくらいではビクともしません。
10年以上使ってますが一度もはがれたことはないです。

他のサビの進行を止める系の塗料は一度は塗膜を作りサビの進行は止まりますが塗膜が弱いののですぐ浸食されまたサビの進行が進んでしまいます。

 

このサビとしっかりと結合する硬い塗膜こそが他の塗料との大きな違いです。

 

ただし

POR15はサビの上以外の箇所(サビがない鉄板)ではすぐはがれます。残念なことにサビの上以外には使えない塗料ともいえます。

 

・パーツが細かくてサビがとりきれない箇所のサビ止め
・腐食してしまった箇所の応急処置、延命
・サビをとりきるのが大変で面倒って方

にもってこいの塗料です。

【失敗しない】POR15の使い方と注意点

・使った筆はもとの缶に入れない
・手につくとしばらくとれないので手袋をする
・サビ以外の箇所は塗らない
・POR15はUVに弱いので上塗り塗装する
・保存方法 缶のフタについたPOR15はキレイにふきとる

この注意点は守りましょう。

使った筆はもとの缶に入れない

POR15の使い方

POR15は筆を使ってサビの上に塗っていきます。

一回で使いきるならそのままでもいいですが使いきれない場合は他の容器に移してから使いましょう。

POR15は缶の底に成分が沈殿している場合があるので使用前に割りばしなどでよく混ぜ合わせます。

 

筆は一度使うとシンナーでよく洗っても固まってしまうので1回使い切りと考えておいた方が無難です。100円ショップで売っている筆のセット商品で十分です。

サビている側の処理は

浮きサビなど軽く落ちる分のサビはワイヤーブラシで落としてください。

サビがひどくハンマーなどではたくと砕けていく場合ははたいてサビを落としてください。

ペーパーでサビを落とす場合はサビを少し残しておいた方がPOR15との結合が強力にまります。

最後にシリコンオフで脱脂して油分を取り除いてください。油分があるとPOR15がはじかれます(経験済み)

一度サビに触れた筆はもう缶(今回使わない分のPOR15がはいってる)にはもう戻したらいけません。戻してしまうとPOR15は固まってしまい使えなくなってしまいます。

手につくとしばらくとれないので手袋をする

POR15は手につくとすぐシンナーでふき取ったとしてもとりきれません。軽く2日~3日は残ります。

ですので

コンビニの若い女性の店員に汚い手を見せるのが恥ずかし方は手袋をして作業したほうが無難です。

あと服に付いたらもうとれないので汚れてもいい服装で。

POR15は付着するとなかなかとれない

サビ以外の箇所は塗らない

POR15はサビ以外の箇所には極力塗らないほうがいいです。

 

サビの上に塗るなら二度とはがれない最強のPOR15ですがサビのない箇所にぬるとおそろしほど簡単にペリペリとはがれてきます。

 

メーカーではペーパーでよく足付け(傷をつける)してからPOR15を塗ってくださいとのことですが
たとえ足付けしても結果は変わらずサビの上以外は簡単にはがれてしまいました。

サビの予防のために最初からPOR15を塗っておくという使い方はできない

POR15はUVに弱いので上塗り塗装する

POR15は乾燥後には非常に硬い塗膜をつくってくれますがUVに弱く太陽光に長時間当たっていると
硬い塗膜が傷んでしまいます。

これではまたサビが進行してしまう原因になるので太陽光に当たってしまう部分には上塗り塗装などUVによる浸食を抑える対策が必要になります。

・600番くらいのペーパーで足付け(傷をつける)
・シリコンオフで脱脂
・上塗り塗装をする

これだけです。

 

上塗り塗装するときにはタイコートプライマーを塗ってからとメーカーは推奨してますが一度、タイコートプライマーに上に塗装したらチヂミが発生したことがありそれ以来タイコートプライマーを使ってません。
それからは足付けのみで上塗り塗装してますが特にトラブルはありません。

保存方法 缶のフタについたPOR15はキレイにふきとる

POR15は乾燥するとかなり硬くなります。

少しでもPOR15が缶のフタや閉まる部分についていると本当に缶のフタが開かなくなります。

回数を分けて使用したい場合は一回ごとに缶を壊すハメになるのを防ぐためにもしっかり拭いてキレイにしてからフタを閉めてください。

 

毎回キレイにふき取っていれば缶のフタが開かなくなるトラブルはだいぶ回避できます。
それでも回数を重ねるとフタは壊れるのでその時はホームセンターでPOR15の缶と同じような空缶が売っているので入れ替えればOKです!!

私はこの方法で開封から2年くらい固まらず使用できました。

サビの上に塗るならPOR15が最強です

今回はサビの上から塗装してサビの進行を抑えることができるPOR15を紹介しました。

数ある錆止め塗料の中で、サビの上から塗れるタイプなら間違いなくPOR15が最強です。

・サビと結合したあとの塗膜は非常に硬くなる
・サビと結合したあとは二度とはがれない
・硬い塗膜は水分を通さない

という事でした。

しかし残念なことに

POR15は全ての塗装面に有効ではなくサビがない鉄板などでは非常に弱く簡単にペラペラはがれてしまいます。

サビのないところではPOR15の性能を発揮できないので注意してください。

・使った筆はもとの缶に入れない
・手につくとしばらくとれないので手袋をする
・サビ以外の箇所は塗らない
・POR15はUVに弱いので上塗り塗装する
・保存方法 缶のフタについたPOR15はキレイにふきとる

があります。

おそらく100mlの小さい缶でも一回では使いきれないと思うのでフタの閉まる部分についたPOR15はキレイにふき取ってからフタをしましょう。

フタが開かなくなったら非常に面倒です。

頑張れば2年くらいは固まらずPOR15を使うことができますよ。

 

POR15の最大のメリットはサビの上に塗れてしっかりサビを抑制できること。

一番小さいサイズで1500円以内と安く買えるのでとりあえず見かけが少し悪くてもサビをどうにかしたい方や「板金修理に出してまではキレイに仕上げなくても」と思っている方は、修理に出す前に試しに使ってみるだけでも十分に防錆効果が発揮できるハズですよ!

POR-15 対サビペイント シルバー SS 100ml

 

安く自動車を延命できればそれにこしたことはないですよね。

この記事をご覧になってサビをどうにかしたくて悩んでる方はぜひ一度、POR15にチャレンジしてみてください。

以上、参考になれば幸いです。

最後まで有難うございました!!

 

POR15の他にもオススメのサビ止めあります

AE86 錆対策 エスコ POR15使い分け
エスコとPOR15どちらも錆を止める塗料として有名ですがどういう基準で使いわけするのか迷いませんか? どちらの塗料も錆止め効果はマチガイなく高いですがそれぞれに特徴があるので使いわけしたほうが効果がマチガイなくUPします。 どちらの塗料も使...

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